2011年3月6日日曜日

ハウスオブジョイ





ミンダナオ島東部ダバオオリエンタルというところにある養護施設「HOUSE OF JOY」に1泊2日で行ってきました。
ダバオシティより車で2時間半ほどの海のきれいなのんびりとした田舎町です。
そこはもと海外協力隊員の烏山さんという方が1997年に設立されました。
すべて個人的な善意と寄付やボランティアで運営されているのです。
フィリピン政府は口はだすけどいっさいお金は出さないとか。
そこまで余裕がないのでしょうね。
宿泊施設があるので私たちのような1泊3食付(1500円)の滞在費が運営費になるそうです。
私たちは南の会総勢15人もの大所帯で昼過ぎ着、ビーチでランチ、海遊び、そして夜は子供達との交流パーティ、翌日はサンゴ礁のきれいな海でシュノーケリング、ランチと本当に至れり尽くせりの歓迎でした。
食事も毎回、カツオやアジのたたき、マグロの刺身がついたりとても美味しかったです。
交流会では子供たちがダンスや歌、スタッフの方のかくし芸など披露して下さったので、私たちもお返しに貧困な芸?で応じましたが、子供たちのエンターテイナーぶりに完敗。
お客慣れというよりかは、フィリピーノ天性の資質かなとも思いました。
2歳から18歳までの約40名の子どもたちはそれぞれ、貧困や不幸な生い立ちをかかえているとのことですが、みんな明るくとてものびのびとしていて、本当に可愛かったです。
片付けや掃除など言われなくてもさっさとこなし、小さい子の面倒を自然に見てあげたりたりと感心することばかり。
烏山さんの「子ども達は淋しいから笑っているのです」と云う言葉は心に残りましたが、一方ではあんなに底抜けの笑顔日本の子どもには見られないなあと云うのも正直な気持ちです。
また次回の訪問は土、日に合わせて子ども達ともゆっくり遊べたらいいなと思います。

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